シャフト
このパターシャフトは、シャフト選びからデザインまで全て1から作り上げた完全オリジナル作品である。
シャフトは 株式会社NGS (http://www.golf-ngs.co.jp) のオリジナルカーボンシャフト。
NGS社は日本国内に自社工場を持ち、熟練の職人が息吹を込めて生産されている純国産のゴルフシャフトメーカーである。そこから選りすぐりのシャフトを選び、そのシャフトに京漆器で有名な 株式会社 象彦(https://www.zohiko.co.jp) の全面協力の元出来上がった。
何回もの試行錯誤の上で出来上がった作品は、西暦1661年創業の会社ですら手掛けたことのない全く新しい試みで、カーボンの素管シャフトに漆を施し、金箔を使った蒔絵で魂を吹き込んだ。
手に持った瞬間にそれと分かる細部に渡る技術は、数百年受け継がれて来た匠の技である。
シャフトに施した技法は「蒔絵」と言い、日本独自に発達した漆芸の代表的な技法で1200年の歴史がある。蒔絵の作品は400年も前からヨーロッパなどに沢山輸出され、今でも外国では「Maki-e」と呼ばれている。
漆は年月を増すごとに硬化して透明になっていく性質を持つため、塗った直後よりも、何年も使用した後の方が光沢が増し美しくなる。今回シャフトに施している蒔絵という手法は、金箔がはがれにくく、自然な金色をそのまま表現することができる。シンナーやアルコールなどでも、色褪せたり、劣化したりすることがない。
日本人初のマスターズチャンピオンである松山英樹選手も使いたくなるような、ALL MADE IN JAPANの商品である。タイガー・ウッズ(Tiger Woods)が使用しているスコッティー・キャメロン(Scotty Cameron)や、全米オープンチャンピオンのマシュー・フィッツパトリック(Matthew Fitzpatrick)が使用しているベッティナルディー(BETTINARDI)や、 ピレッティー(Piretti)などの高級パターと共に使用しても良い。
漆かぶれについて
漆は乾くときに化学反応で液体から固体に変化する。その時に漆の成分と皮膚タンパクが反応し、炎症を起こす。これが漆かぶれである。製品となっているシャフトの漆は、すでに固体となっている為、基本的にかぶれることはない。
しかし、皮膚の弱い方は、症状が出ることもある。その場合は直ちに使用を止め、専門医の診察を受けてください。
① 置目(おきめ)と呼ばれるデザイン図の裏側に漆で輪郭線を大まかになぞり、それを転写する
② 転写した置目の線をはっきりと見せるため白い粉をつける
③ 輪郭線の内側、金紛を蒔く箇所を漆で塗りこむ作業
④ 金粉を蒔いた上に、漆で鱗を書いている
⑤ 金粉を蒔き終えた状態。金粉を蒔いた後、綿で金粉を伸ばす
シャフトの長さ 81 cm(31 7/8 in)
シャフトの重さ 122 g
シャフト先端口径 9.4 mm
お買い上げいただいた方には、象彦オリジナル漆器クロス(税込 1,650円)をプレゼントします。
蒔絵部分の汚れを落とし、美しく磨き上げてください。
3. SAKURA(桜)
この≪SAKURA≫は日本の菊と共に国花として広く親しまれており、日本のコインや紙幣、意匠としてしばしば使用されている。英語ではcherry blossom と呼ぶのが一般的であるが、日本文化の影響からSakuraと呼ばれることも多くなるくらい春の日本と言えば桜との認識が広がってきている。桜は開花のみならず、散って桜吹雪が舞う雅な様を日本人の精神に現わしている。
今回の桜は風に舞っている様子をデザインしてもらい動きがあるかのように仕上がった。また、花びらが舞っている様に見える様は、まるで春のうららかな日を想像させられる。葉脈やおしべ、めしべが描かれる程に細かな職人技が見て取れる。